みなさん、はじめまして。Bella(ベラ)(@bellabella8383)です!
私は今27歳(2019年現在)
でも、どうてしても海外で暮らしたいという夢を捨てきれず、仕事辞めて、お金を貯めてメルボルンへワーキングホリデーする準備をしています。
機会あって、この挑戦のゆくえを「やまとなでしこ海外LIFE」に寄稿することになりました。海外でチャレンジしたい、という日本人女性の力になれたら嬉しいです。
今回は、ワーキングホリデーとという制度についての解説と、なぜメルボルンをワーホリ先にしたのか、そしてワーホリ先の国選びがいかに大切かを、書いてみます。
ワーキングホリデーとは? 30歳までの青年が海外で働きながら滞在できる制度のこと
ワーキングホリデーという制度、聞いたことがある方は多いでしょう。
しかし、具体的な仕組みまでは、あまり知られていません。Wikipediaから引用してみます。
ワーキング・ホリデー (英語: Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳、26歳、29歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
Wikipedia
国によって多少異なりますが、日本の場合は30歳までの人が、協定国で仕事に就きながら滞在できるわけです。
日本の協定国は、以下のとおり。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾
- 香港
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
- アルゼンチン
- チェコ
- チリ
- アイスランド
- リトアニア
私はこのリストを見て、驚きました。
アメリカがない!
「英語を話したい」と考えてたから、アメリカと協定していないことはショックでした。
スパイダーマンが大好きだからクイーンズに住みたかった。ニューヨークにはmarvelの本社もあるのに!笑
ある韓国人男性との出会いが海外に飛び出すきっかけに
ワーキングホリデー、ワーホリを決意したことについて、書きます。
私は某体育大学出身。保健体育の教員免許を持っています。
卒業後、普通にOLになろうかと、ベンチャー企業に就職。2年半ほど勤めて、外資系企業に異動し、そこである韓国人男性と出会いました。それが私の人生を変えたのです。
まだ、ワーホリの存在すら知りなかった私。彼は会ってすぐ、こう言ったのです。
キミは絶対に海外に行ったほうがいい!
「この人変わってるなぁ」と思いました。
そして、社内で会うたびに声をかけられ、何度も説得してくるのです。
僕はワーホリで日本にきて、人生が変わったんだ。若いうちに、自分の国から外に出てみるべきだよ。日本にいたら今後、日本語しか話せない人は仕事が減っていくかもね。
私はその時、25歳。彼は40歳でした。
もう就職してしまったし、今さら海外に行くなんて遅くないですか? 留学は学生がすることですし。
それは僕に「死ね」って言っているのと同じだね(笑)。僕は今、英語を勉強しているんだよ。できることなら、もう1度ワーホリしたいぐらいだ。
私のなかで、何かが変化しています。海外に住んでみたいという、あきらめかけた夢を叶える、今は最後のチャンスかもしれない。
行こうと思えば海外に行けます。でも、そんな自由は20代の間だけかもしれない。
「海外に住みたい」以外にも、私には夢があります。
- 世界中に友達を作りたい
- さまざまな国の文化に触れてみたい
- 英語で教えられる体育教師になりたい
- 東京オリンピックまでに英語が話せるようになりたい
- 日本で困っている外国人さんを助けてあげたい
- 字幕なしで洋画が見たい
こんな小さな「〜してみたい」という気持ちに、自分でも気づかずフタをしていたことを、韓国人男性は見抜いていたのです。
私に「ワーホリ」という選択肢を教えてくれた彼には、とても感謝しています。
抽選 就職難 物価高 イギリスでワーホリは難しい
ワーホリはオーストラリアのメルボルンにします。なぜメルボルン?
いちばん行きたかった国はアメリカ。でもワーホリ協定国ではありません。あきらめて、英語がペラペラになってから旅行でいくことにします。
ワーホリでなく、留学するという選択肢もありますが、学費が高額で現実的ではありません。
で、次に気になった国がイギリス。おしゃれな街並み、赤いバス。アナザースカイでロンドンが取り上げられるときは、いつも釘付けに。憧れの国です。
で、イギリスへのワーホリを調べてみたら、ハードルが高い。
その理由は、次の3つ。
1.ワーホリが抽選
イギリスへのワーホリは抽選です。倍率なんと10倍! しかも抽選は年に2回。落選したときの時間のロスはリスクです。ワーホリは30歳までだから。
2.仕事探しが難しい
ワーホリビザだったら、絶対に挑戦したいのが現地でのお仕事。でもどんな職につけるかは英語力次第。イギリスでは、ある程度は英語力がないと仕事が見つかりにくい。私の英語力はゼロなので、仕事探しは困難が予測されます。
3.物価が高い
イギリスの物価は高い。つまり、学費も高いです。そうなると、負の連鎖に陥ります。勉強したい→学費が必要→働かなくては→英語が話せないからジャパニーズレストラン→日本語しか使わないので英語が上達しない→でもお金は必要なので働く、と。1年後、友達は現地の日本人だけ、英語が話せないまま帰国ということが予測できます。イギリスはハードルが高すぎます。
住みやすい都市ランキング7年連続1位 メルボルンにワーホリを決めた
他にイギリスに似ている国はないかな?
オーストラリアかカナダはどうだろう?
でも、寒いの苦手。……オーストラリアはどうだろう?
と、行き着いたのが、オーストラリアのメルボルンでした。
オーストラリアは、温暖でマリーンスポーツが楽しい。仕事といえばファーム。そんなイメージでした。
でも、色々な人からメルボルンについて話を聞くと、興味が高まります。カフェ発祥の地。ストリートアートも有名で、おしゃれな街だというんです。
私はカフェが大好き、そしてフォトジェニック大好き! メルボルンが気に入りそうな予感がします。
そして!!
メルボルンは「世界で住みやすい都市ランキング」に7年連続で1位に選ばれています。
ここで、先ほどと同じ視点でメルボルンとイギリスを比べてみましょう。
1.ワーホリは簡単?
→ワーホリビザは申請したらほぼ即日で完了する
2.仕事探しは?
→日本人でも仕事が見つけやすいらしい
3.物価は?
→学費が抑えられる学校がある
ということで、ワーホリをメルボルンに決定しました。
ワーホリは1カ国1回だけ 国選びは慎重に
ワーホリへ行けるのは、1ヵ国に1回のみです。同じ国に、2度とワーホリビザでは行くことはできません。
ワーホリについて調べている間に、さまざまな方と話をする機会がありました。その時に大切だと感じたのが、国選びです。やりたいことや、目的にあわせた国を選びましょう。
たとえば。
・夏が好き、マリンスポーツを楽しみたい、大自然を味わいたい、最低賃金が高いので貯金ができる→オーストラリア
・冬が好き、ウインタースポーツを楽しみたい、アメリカに観光がしやすい、訛りのない英語を身につけたい→カナダ
・ヨーロッパを観光したい、オシャレな街並みが好き、日本人が比較的少ない→イギリス
英語圏だけでもそれぞれの国の特徴があり、実際は住んでみないとわかりません。実は、今から2ヵ国目のワーホリも考えていて、次こそはイギリスへ!
オーストラリアで英語力をつけ、貯金をする。イギリスでは学校にはあまり通わず、働くことと観光をメインにと考えています。
まずは抽選に通過しないと!
とにかく現地人と話したい 海外に友だち100人作りたい!
私がワーホリ先を決めるとき、最優先したのが、「日本人がいないところへ行きたい」でした。
イギリスが第一志望だった理由には、日本人が少なそうということもあります。
メルボルンはどうでしょう。
私が行く「OHC」という学校には日本人の在籍はゼロです。日本人がいる場合でも、学校内での母国語はNGで、3回以上話した場合は、反省文を英語で提出する、という罰則があります。
以下は、英語が話せる私の友人の話です。
カナダに行っていたけど、クラスメイトといるだけでは英語は話せない。なので毎日バーに通った。リアルな英語を聞きたいからね。
クラスメイトは、まだ英語を十分に話せないからといって、一緒に行ってはくれなかった。僕はクラスメイトの誰よりも早く英語を習得し、半年で帰国したよ。
とにかく、現地の人と話すことが大切。必要なのは行動する勇気ですね。
私はメルボルンにワーホリするにあたり「外国人の友達を100人作る」という目標を立てました。
では、最後まで読んでくれてありがとう。ワーホリ出発3日前のBellaがお送りしました!