女ひとりハノイ5日間の旅 ベトナム観光と食事を楽しみ現地人の温かさに涙した

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シンチャオー! ルビーです(@Alcoholic_ruby

日本から逃亡し、東南アジアへバックパックひとつで旅をはじめた私。

1ヶ月間の女ひとり旅は、ベトナム ハノイから始まりました。

ハノイで過ごした5日間の旅を臨場感たっぷりにお伝えします!

▲日本を脱出して東南アジアへの旅を決意した理由は、この記事に書きました

ハノイとはベトナム北部にある首都 出国する際は証明が必要 

引用元:GoogleMap

ハノイとは、ベトナムの首都のこと。

戦争により東南アジア、中国、フランスの影響をうけ、今でもその国の文化が引き継がれていることで知られています。また、100年以上の歴史的な建造物も多くあります。

日本から行く場合、「日本→バンコク→ハノイ」とバンコクを経由して首都ハノイへ。乗り継ぎ時間をあわせ6時間。9000円程度の激安航空券でした。

ベトナムに行く際に注意してほしいは、ベトナムはVISAを発行しなくても入国できますが、ベトナムを出国する際は何らかの「証明」が必要です。

例えば、

  • 復路の航空券
  • バスのチケット

など。

「出国する意思があります」と、何らかの形で呈示しなければなりません。

ハノイの次にいったラオスには陸路で入国したかったですが、「証明」をするため航空券のチケットを購入。インターネットでバスのチケットも買えるようですが、見つからなかった諦めました。

また、陸路の移動を諦めたもう1つのきっかけが、ベトナムとラオスの国境付近に山賊が出没し、バスを襲う事件が起こった、というニュースを見たから。

女ひとり旅、安全第一です。

注意

30日以内の再度のベトナム入国をしたい場合はVISAが必要です

ハノイ1日目 ホステルにチェックイン後 観光スポットをめぐる

ハノイ到着後、タクシーで町へむかいホステルにチェックイン。

1泊110円でした。安い!

男女混合の2段ベッド4台、8人部屋。もちろんお湯は出ません。水シャワーです。盗難が怖いので、貴重品をウエストポーチに入れその上に服を着ます。

その後、お昼ご飯を食べに町へ。

ローカルな店に入ってみましたが、言葉が通じなく、英語のメニューもなし。ほかの人が食べてるのを指差して注文しました。

言葉も通じない、字も読めない。とても新鮮でした!

ホステルとは?

バックパッカー旅行者向けの簡易宿泊所。2段ベッドが並んだ6〜8人部屋で、リビング、トイレ、シャワーは共用な施設が多い

▲出てきた料理がこちら

美味しかったんですが、自分が何を食べたのかわかりませんでした。

お腹も溜まったので、少し町を散策することに。

ハノイの街は小さく、歩いて観光できます。

ハノイにある有名観光スポットは、

  • ハノイ旧市街
  • ハノイ大教会

どちらもクラシカルで神秘的!

▲ハノイ大教会の様子

訪れる前に、ハノイの歴史を学んでいくと面白いですよ!

歩き疲れたのでカフェで休憩。

どんな国でもどんな街でも、おしゃれなカフェは存在します。そんなカフェで不思議な食べ物に出会いました。

▲「チェ」という食べ物

これはベトナムのデザート。日本のあんみつのようなものらしいのですが、日本にはない食感。片栗粉とモチとタピオカの真ん中くらいでしょうか。

またお店によって入っているもの、食感も違うみたいです。

食後に「タンロン水上劇場」という、ベトナムで有名なお芝居を鑑賞しにいくことに。

タンロン水上劇場は文字通り、舞台が水の上なのです。言葉は理解できなくても、芸術的でとても楽しかったです。

夕ご飯を食べに、再度ローカルなお店にチャレンジ!

今回は写真付きのメニューのあるお店に入り、写真を指差しで注文。

しかし、まったくの違うものが出てきました。 

なぜ!?

しかも、出てきた料理がどんな食べ物なのか、また分かりません。でも、見た目は悪いですが、美味しくて驚きました。

何を食べているのか分からないのも、東南アジアの醍醐味。

また、食べ物や物価も全体的に安いのが魅力。

顔と同じぐらいの大きさのクレープが100円以下。ナイトマーケットで購入したワンピースは、1着400円ほど。

こちらのバックパック。

ブランド物で日本円で3万円するところ、オマケしてもらい5000円ほどで購入できました!

ハノイ2日目 ベトナム人と友人になる

夜は日本人の友人に紹介してもらった、ハノイに詳しい方へ会いにいきました。

彼は現地でカフェを経営する、ベトナム人。カフェへ出向くと、盛大な歓迎が!

ベトナムの文化かもしれませんが、おもてなしがスゴイのです。

  • スムージーのサービス
  • 手作りのブレスレットのプレゼント
  • 夕食をご馳走してくれる

現地の人からみれば、日本人なんて大富豪に見えるでしょう。

なのに、見返りを求めず、全力で歓迎してくれる心の優しさに感動したのでした。

ベトナム3日目 ハロン湾で過ごす

ベトナム3日目はハロン湾で過ごしたので、別記事にて紹介します!

ハロン湾とは?

ベトナムの北部にある、エメラルドグリーンの海や熱帯雨林に囲まれた島々のこと

ハノイ4日目 ハロン湾からハノイへ戻る 現地の友人宅でパーティー

ハロン湾から、ハノイにある友人家へ直行しました。

東南アジアへ女ひとり旅をしたのは、2018年頃。

「Grab」というタクシーアプリが普及する前だったので、タクシー料金の交渉は戦争です。

旅経験が多い私。タクシー料金の相場は分かっています。ボッタクリを試みてくる現地人と遭遇すると、怒りのボルテージが上昇!

英語の話せないタクシー運転手と、お互いの言語でケンカ。私は勝ちました!

友人宅に到着すると、すでにパーティーを準備をして待ち構えてくれていました。そのほか、彼の友人たちも。

パーティー前、友人の奥さんとバイクで買い出しへ。

丸ごとの鶏肉や草に丸まったサラミなど、見たことないような食べ物を買いに行きました。

それだけではありません。皆さん、ご存知でしょうか。

ベトナムには犬食文化があり「食用の犬肉」が売っているのです!

犬をペットとして飼育するのではなく、食用のために飼育するのが犬食文化。日本では見られない光景です。

ベトナムのすごいところは、これだけではありません。

友人の奥さんに2〜3ヶ所の連れまわされた後、奥さんが一言。

友人の奥さん

私、免許持ってないの

Ruby

!?!?!?!?

無免許とは知らずに乗っていたとは……。

ベトナムの法律はグレーなことが多く、警察に捕まってもワイロを払うと見逃してくれるとか。

交通整備が整っていないベトナム。そこを無免許で運転するなんて、私にはできません。泣

肝心な友人宅でのパーティー。

私のために開いてくれた嬉しさのせいか、ものすごく酔っ払いまったく覚えていないのが悔しい!

記念に写真だけ残しておきます。

ハノイ5日目 ベトナム料理を堪能する最終日

ハノイで過ごす最後の夜。

1泊800円でスイートルームに泊まりました。が、相変わらずシャワー運がなく、この日も水シャワーでした。

ホテルをチェックアウトし、近くのトムカー(ベトナム風つけ麺)を食べにいくことに。

味付けして焼いた肉が入ったスープに、そうめん風の麺をつけて食べます。

フォーよりもさっぱりしていて、二日酔いには最適。スープも絶妙な旨味があって美味しい。

食後はハノイ2日目で仲良くなった、ベトナム人の友人が経営するカフェへ。飛行機の時間まで待たせてもらいました(会って数日も経っていないのに家族のようでした、素晴らしい国民性!)

ベトナムコーヒーをご馳走になりひと段落すると、ベトナム最後の食事へ連れ出してくれました。

▲これ、フォーに見えますよね

でも、フォーではなく「ムンハーン」という料理だそう。「フォーなんかより美味しいよ!」と言っていましたが、日本人には違いがわかりません。笑

ちなみに、赤い四角い食べ物は「豚の血のゼリー」です。東南アジアではポピュラーな食べ物なんです(気合いで食べました)

別れ際、彼からプレゼントが。コーヒー豆とコーヒーメーカーキットでした。東南アジアをひとりで旅をするって、不安だったんです。思わず涙が出そうになりました。

でも、東南アジア女ひとり旅はこれから!

人の縁に感謝、感謝のハノイ旅でした。

ハノイに行くならぜひ訪れてほしいお店2つ

APRON UP RESTAURANT

ローカル店よりは少し高いけど、美味しい料理を確実に食べられるお店です。

私はハノイ2日目で、20年以上生きてきた中でもっとも美味しい揚げ春巻きに出会いました。

揚げ春巻きだけではなく、生春巻もフォーもなんでも美味しかったです。

ハノイ旅行でレストラン選びに迷ったら、ぜひAPRON UP RESTAURANTに。

味の保証はできます!

なぜなら、ハノイの2日目の昼と夜。3日目の朝。ハノイ滞在中に3回もここで食事をしたから。

ここのお店の店員さんは英語を学んでいる女学生が多いので、英語が通じる安心感もあります。しかも、みなさん可愛いのでお腹だけではなく心も満たしてくれますよ。笑

<APRON UP RESTAURANTの情報>
【店名】APRON UP RESTAURANT
【住所】6 6 Bát Sứ, Hàng Bồ, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
【営業時間】8:00〜22:00
【公式サイト】http://www.apronuprestaurant.com/

Bánh my pho co

Bánh my pho coは、現地の友人に教わった「バインミー」のお店。

老舗の超ローカルバインミー専門店です!

古くて信用できないかもしれませんが、わたしが約束します。びっくりするほど美味しいです。

英語も単語程度なら通じますよ。

バインミーとは?

ベトナム風サンドイッチのこと。細長いバケットにマーガリン、パテ、野菜、ハーブ、肉をはさみソースをかけて食べる

声が出るほど美味しかった……。

こんなに美味しいのに、なぜ日本で流行らないのか謎です。

<Bánh my pho coの情報>
【店名】Bánh my pho co
【住所】38 Đinh Liệt, Hàng Đào, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
【営業時間】24時間営業
【公式サイト】https://www.facebook.com/B%C3%A1nh-M%E1%BB%B3-Ph%E1%BB%91-C%E1%BB%95-38-%C4%90inh-Li%E1%BB%87t-541747285978600/

ベトナム人の温かさ 発展途上国の良さがあった

発展途上国のハノイ、素晴らしい町でした。

町には所々、ビルが建設中。中心街でも信号はゼロ。そこら中をバイクと車が交差しながら走っています。

町のいたるところにゴミが落ちていて、まったく整備されていません。でも、それもまた魅力。

なにより、ご飯が安くて美味しい。また、友人の紹介もあり、現地人と友人になれました。

面白いのが、出会う人それぞれに自己紹介をした後、決まって「ご飯は食べたのか」と聞いてくるのです。英語が話せなかったら、きっと通訳させてまで聞いてくるでしょう。

これが「ベトナム流のおもてなし」なのです。

ベトナム人の温かい人柄。お節介過ぎるほど、たくさんお世話になりました。ボッタクリもあるけど、ベトナム人は本当にいい人ばかり。

これからハノイにはビルが増えて、洗練され、注目される国になるでしょう。便利さと引き換えに、どんどん町の個性が消えてしまうのも寂しいものです。

意外と日本から近いんですよ?

今のうちに訪れてみてください。きっとハマります!

▲ハノイに行くならこの本は必須アイテム。事前に現地の文化、歴史、観光スポットを学んでおきましょう。より一層旅も楽しくなるはず

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この記事を書いた人

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Ruby

小学生時にインターナショナルスクール、5年生で飛び級し、オーストリアの小学生へ転校&卒業。大学時代はアメリカ、シアトルに留学。社会人を経験後、ニュージーランドへワーキングホリデーへ。日本で再度就職したのち退職。2018年5月、マレーシアで再就職。巨大うさぎと2人暮らし。