こんにちは、Bellaです(@bellabella8383)
世界的にも有名な、シドニーのカウントダウン花火。年明けと同時に、シドニー市内の7ヶ所から盛大な花火が打ちあげられるイベントです。
私は18時間待機をした結果、オペラハウスを横目に最高のスポットで花火をみれました。しかも無料で!
この花火を目的に、世界各国からたくさんの人が集まります。その数、100万人以上だそう。
有料でみられるスポットなら場所の確保ができますが、無料でみたい場合は「長時間の待機」と「場所取り」は必須。油断していると、花火が観られない!という事態も起きるかも。
そのため今回は無料でシドニーカウントダウン花火をみたい方に向けて、
- シドニーカウントダウン花火の概要
- 有料エリアと無料エリアの説明
- 無料エリアで花火をみる上での注意点
- 長時間の待機に必須なアイテム
- 帰宅時の公共交通機関の情報
こちらをお伝えします!
オーストラリアの夏の暑さに負けないくらい豪華な花火を、少しでも快適に楽しんでくださいね!
シドニーカウントダウン花火 日時とプログラム
シドニーカウントダウン花火の日時とプログラムをお伝えします。
日時 12月31日
場所 シドニー市内
公式サイト https://www.sydneynewyearseve.com
下記がプログラムの詳細です。
カウントダウンの花火が打ちあげられるまで、さまざまなプログラムが用意されています。
7:30pm Welcome to Country and Smoking Ceremony(ウェルカムセレモニー)
8pm Air display(小型飛行機が空中を飛ぶパフォーマンス)
8:30pm Pylon projections and lighting effects(プロジェクションマッピングのパフォーマンス)
9:03pm Calling Country(LIVEパフォーマンス)
9:15pm Family fireworks(家族の花火)
9:45pm Harbour of Light Parade(港でおこなわれる光のパフォーマンス)
24:00 Fireworks display(カウントダウン花火の開催)
カウントダウンの花火自体は、24時からわずか10分。
短時間で寂しいですが、上記のスケジュールをみてわかる通り、カウントダウン花火以外の花火が、時間を置いて打ちあげられます。
花火のほかにも、プロジェクションマッピングや小型の飛行機が空を飛び回るショー、キラキラと光る船のパレード。
日が暮れてから24時のカウントダウン花火まで、ずっと海から目が離せません!
シドニーカウントダウン花火 打ち上げ場所は全7ヶ所
そして気になる打ちあげ場所は、オペラハウス付近を中心とする全7ヶ所。
各マークの説明はこちら。
矢印のようなマーク…花火の打ちあげ場所
赤い丸のマーク…無料で花火をみれる場所
お金のマーク…有料で花火をみれる場所
無料で花火をみれる有名スポットとしては、オペラハウス、ダーリンハーバーなどがあります。
詳細を知りたい方は、こちらのリンク先をご確認ください。
有料と無料の打ちあげ場所がある 事前にサイトを確認しよう
シドニーカウントダウン花火は、7ヶ所の打ちあげ場所があり、範囲が広い。「花火をみに行こう!」といっても、さまざまな手段があります。
例えば、
- クルーズ船に乗り海からみる
- ホテルを予約し部屋からみる
- レストランで食事をしながらみる
- 直接打ちあげ場所にいってみる
などが挙げられます。
私は贅沢にコース料理でも食べながら船の上で……なんてことはできず。涙 今回は「直接打ちあげ場所にいってみる」を選びました。
打ち上げ場所にいっても、どこでも自由にみれるわけではありません。
- 朝から並んで場所取りをする、無料エリア
- 事前にチケットを購入する、有料エリア
この2つがあります。
事前に下見をしていた花火の打ちあげ場所があったのですが、そこが有料エリアとは知らず、当日朝6時に現地に行ってしまいました。もちろんチケットを購入していなかったため入ることはできず……
去年は無料エリアだったそう。この噂を聞いていたので朝早く行ってみたのですが、今年から有料エリアに変わっていました。
毎年システムが変わっている可能性があるので、私のようなムダ足を踏まないためにも、事前にサイトを確認しておきましょう。
花火がみれる有料エリアは全21ヶ所
有料エリアは全21ヶ所。
中でも、オペラハウス付近は花火の打ちあげ場所に近いため、これらのスポットが人気です。
- ボタニカルガーデン(460〜480ドル)
- ブラッドリーズヘッド(29〜120ドル)
- クラーク島(245〜400ドル)
- シャーク島(176〜248ドル)
人気のエリアは9月ごろに売り切れるとか。チケットの値段は場所によって異なり、安いものだと10ドル(750円)、高いものだと2200ドル(16万円)
また、有料エリアといっても、並ぶ必要はあるそうです。有料エリアの解放時間前には長蛇の列ができ、有料エリア内でも「場所とり合戦」が起こるとか(場所によって異なる)
有料エリア内は厳しく整備されており、セキュリティからチケットの提示を求められることがあります。
年によって有料エリア、料金が異なる可能性もあるので公式サイトを確認してみてください!
無料で花火がみれる最高スポットは3ヶ所だけ アルコール 熱中症 定員数に注意
無料で花火をみられるエリアは、全21ヶ所あります。
その中でも花火が近くでみられる有名エリアは、
- オペラハウス
- ミセス・マクアリーの椅子
- ピラマパーク
たった3つしかありません。
いい場所でみたい場合、競争率は激しくなると想定しておいてください。
今回私が選んだのは、オペラハウス。開館は7:30でしたが、7:00には現地に到着してました。
30分前とはいえ、さすが無料エリア。すでに長蛇の列が。
▲その様子がこちらの写真。エントランスがみえません。涙
開館後は荷物検査をすませ、ようやく場所取りができました。並んだ甲斐あり、右手後ろにオペラハウス。ハーバーブリッジは目の前という、最高の場所を確保できました。
ここで、注意すべき点が1つ。
無料エリアは、アルコールの持ち込みが禁止です。その代わり、小さな出店が用意されています。また、仮設トイレはたくさんありました。水は無料の給水所があったので、ペットボトルに入れられたので助かりました。
ただ、写真でもわかる通り、日陰は一切なし。日が沈む20時まで炎天下で、40℃近く気温があがりました。暑さ対策は必須です。
そして絶対に知っておいてほしいのが、無料エリアの開館時間です。サイトには13:30までと記載がありますが、実際には12:10には封鎖されました。理由は、定員人数の7000人に達したから。
友人がちょうど12:10に現地に到着したのですが、目の前でゲートを閉められてしまったのです。
封鎖以降、ゲートから出た場合は再入場はできません。事前に入場していても、ゲートを出て買い物にいっている間にゲートが封鎖されたら合流できないので注意してください!
・花火がよい場所でみられる無料スポットは3つ
・エリアによって開館時間が異なるので事前に確認
・定員数に達した場合、封鎖される
・封鎖後は再入場できないため要注意
18時間の戦いに備える必須アイテム5つ
1.食べ物と飲み物
食料は絶対に必要です。無料エリアのゲート内に少しお店は出ていますが、どこも並んでいました。
コンビニもありますが、日本とはまったく違います。高額で品物も少ないので、前日にスーパーに買い出しをするのが吉。
私は朝サンドイッチを大量に作り、持参しました。
また、炎天下の中で待機するので、飲み物も絶対に必要です。オペラハウス無料エリアの場合、水は無料でチャージできるのでマイボトルを持参するといいかも。
チョコレートは溶けるのでNG!笑
2.暑さや紫外線対策になるもの
- 日傘
- サングラス
- 帽子
- 日焼け止め
- タオル
暑さや紫外線対策になるアイテムは、一通り必須。
日傘を持っていなかったので黒の折りたたみ傘を持参しましたが、これが本当に役に立ちました。日陰が一切ないので、日陰代わりになります。
ほとんどの人が持参していたと思います。みんな暑すぎて、水着もはやブラジャーで歩き回っている人もいました。さすがオーストラリア!
3.ヨガマット、またはレジャーシート
座っている時間が長いため、お尻が疲れます。
厚みのあるヨガマットを持参しましたが、これが大正解。厚みのあるヨガマットがない場合は、レジャーシートでもOKです!
4.夜の防寒対策 厚手の上着
▲紫外線もカットできる上着だと、日中はいいかも
オーストラリアの12月は夏。40℃近く気温が上がります。
ですがそのいっぽう、夜は冷えこみます。オペラハウスは海沿いなので、風も強い。薄手のカーディガンを持参しましたが、寒くて凍えてました。
帰りは深夜1時ごろになる可能性があり、さらに冷えるので必ず持参しましょう。
5.携帯充電器
待機している間、スマホはいじらずにはいられません。記念すべきカウントダウン花火の様子は、撮影したいはず。
「充電が切れて撮影できない」とならないように、絶対に持っていきましょう!
長時間を待機するには? とにかく暇つぶしをする
朝6時から現地を彷徨っていた私にとって、24時までは長い戦いでした。
カウントダウンまで「とにかく待つ」しかないこの時間、どうやって過ごせばいいのか。
- 当日は早起きして待機しながら寝る
- 暇つぶしになるカードゲームを持参する
- 年明け前に、来年の目標を立てる
この辺りがいいと思います。
18時間の待機中、何度も寝たり起きたりしていました。周囲の人も気持ちよさそうに肌を出して、寝転んでいる状態。もはや、7000人で日向ぼっこ。
なので、当日は早起きして、待機中にスヤスヤ寝て過ごすのはいい方法ですね。
あとは、トランプやUNOなどのカードゲームをやる人たちも。音楽を勝手に流している人もいました。これに対して誰も文句を言わないからスゴイ。笑
時間があったので、「来年の目標を100個書き出す」もしていました。年末にやり残したことを書き出してみるのも、いいかもしれません。
カウントダウン花火動画 歓声に包まれた感動の瞬間
いよいよ、待ちに待った花火の瞬間!
会場の雰囲気は最高潮。私が確保した場所は、最高のポジションでした。
カウントダウン花火の様子は、こちらの動画をご覧ください。
実は、確保していた場所はもっと後ろの方でした。が、カウントダウンが近づくにつれ、人が前に詰めてきます。そのため、私たちも負けじと前に詰めました。笑
座ってみると思いきや、周囲の人は立ってみているのです。
のんびりしていては、花火がみえません。なので、できるだけ前方(海の近く)に場所を確保しておくべきだと思いました。少しの隙間があれば、強引に割り込んでくるので負けないように!
でも、花火はしっかり観れたので大満足。
18時間待機は正直疲れましたが、そんな時間も忘れてしまうほど最高な瞬間をこの目でみれたのは、感動しかありません。
帰宅時の人混みに注意 電車のホームには長蛇の列
カウントダウンの花火は10分程度。楽しい時間はあっという間です。
花火終了後、大勢の人がいっせいに帰宅します。そのためm駅までの道やホームは大混雑。
私が利用した「Wynyard Station」は地下鉄。改札口にいくのにも、長蛇の列。地上から地下にかけて、ズラーっと並んでいました。
電車は定期的にくるので、並びさえすれば無事に帰れました。
もし公共交通機関で帰宅する場合、公式サイトをみて公共交通機関の情報を確認しておいた方がよさそうです。
年越しの記念にシドニーカウントダウン花火を
事前準備、18時間の待機、豪華な花火。
私の人生の中でも、ビックイベントになったシドニーカウントダウン花火。
せっかくオーストラリアで年越しをする機会があるなら、シドニーの花火を目の前でみるべきです。
私の経験と失敗談が、少しでも参考になりますように。
素晴らしい花火をあなたの目に焼きつけてくださいね!