こんにちは、Ruby(@Alcoholic_ruby)です!
スリランカ旅行で私の興奮がヒートアップしたのは、高原列車。
旅行前に高原列車について調べたところ、
「景色が美しく、絶対に乗るべき」
とあったので、友人と2人で高原列車を利用しました。
今回は高原列車とスリランカ鉄道について解説しながら、実際に乗ってみたレポートをします!
絶景が見える列車を「高原列車」と呼ぶ
スリランカには7つの鉄道があり、北から南まで鉄道がとおっています。
その中で、美しい景色がみえる路線を「高原列車」と呼びます。
スリランカといえば紅茶畑。
その紅茶畑がみれる鉄道を「紅茶列車」と呼ぶことも。明確に「高原列車」があるわけではないのですが、「美しい景色がみえる路線=高原列車」として、スリランカ旅行では名物になっています。
また、スリランカ鉄道の特徴は、席が3つのランクに分けられていることです。
1等 | 完全指定席、要予約制、日本の新幹線に似ている |
2等 | 自由席、日によって座れないこともある、観光客が主に利用する |
3等 | 安いので地元の人がよく利用する、激混み |
私は今回、2等でコロンボ〜キャンディの区間を移動しました!
2等の席で300ルピー(180円)くらいでした。
高原列車に乗ってみた 色々な人種が集まり席の確保は争奪戦
ホームには、いろいろな人種の人々。
「人が多いから座れない」と聞いていたので早めに並んでいました。その時には周りにほとんど人がおらず「絶対座れるだろう!」と思っていました。
ですが、列車到着5分前になるとぞろぞろと観光客、現地のスリランカ人が集まり、ホームは激混み。
列は存在しなく、日本人の常識は通用しないのだと実感しました。
そして、いざ列車が到着すると、ホームは大パニック!
列車にはドアがついてなく開けっ放し。列車が停車する前に現地人、旅慣れしている小汚いバックパッカーがどんどん乗り込んでいきます。
席確保のため友人に荷物をあずけ、モラルと譲りあい精神を捨て、パニックの中に飛びこんでいきました。イメージは「クレヨンしんちゃん」に出てくるみさえが、バーゲンで服を奪いあうシーンのような感じ。
手ぶらで身軽な私は、大柄な男性の間をくぐり抜け、なんとか窓側の席を確保。
今まで感じたことのない達成感!
ものすごくアドレナリンが出た瞬間でした。落ち着いたころに、しれっと友人が乗車。無事乗れただけでヨシとしましょう。笑
そして列車が動き出し、山を登っていきます。
私は窓の外に目をむけたとき、言葉を失いました。
テレビで見たことがある景色。本物だと思えないぐらい美しい景色でした。
リアル「世界の車窓から」です。
心なし、BGMが聞こえてきそうでした。笑
スリランカ高原列車の主なルートは3つある
「高原列車」と言われている主なルートは、以下の3線です。
- コロンボ〜キャンデイ
- キャンデイ〜ヌワラエリア
- コロンボ〜ゴール
コロンボ〜キャンデイ➡︎スリランカの町並み、人々の生活の様子がみれます。
キャンデイ〜ヌワラエリア➡︎1面に広がる紅茶畑がみれます。この区間は「紅茶列車」と呼ばれることも。
コロンボ〜ゴール➡︎スリランカの海沿いを通るルートなので、延々とインド洋が楽しめます。
高原列車の時刻表は、ネットで事前に調べられます。
以下のリンク先にアクセスすると「start station」、「end station」が出てきます。「start station」には出発地を。「end station」には目的地を選択してください。
この2つは要選択です。そして「search」を押すと、時刻が出てきますよ!
スリランカ旅行するなら絶対高原列車に乗ってほしい
これからスリランカ旅行をして、もし時間に余裕がある方は、ぜひ高原列車に乗っていただきたいです。
競争率も高く、座れない可能性も高いのですが、せっかくの移動時間もスリランカを味わっていただきたい。
リアル「世界の車窓から」を体験してきてくださいね!