マレーシアのスマホ事情 SIMフリーなら料金は月800円から使える

  • ブックマーク
  • Feedly

もしもしー? ルビーです(@Alcoholic_ruby

みなさん、ヒマなとき、通勤時間、つまらない飲み会に参加したとき。何をしていますか?

そう、「スマホいじり」ですよね。

現代社会で、普段の生活で欠かせなくなったスマホ。使いすぎて通信制限になったり。しかも、月々のスマホ料金は高く、財布も圧迫する。

でも、それって日本だけなんです。

「日本は世界で一番スマホ料金が高い国」と、知っていましたか?

総務省による調査で比較対象となったのは、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ソウルの6都市です。各都市の物価水準を考慮して、金額には購買力平価による為替換算が行われています。

自前で通信設備を持つ大手キャリア(MNO)上位3社の提供する、ポストペイド(後払い)方式で最も安いスマホ向け料金プランをデータ容量別に比較すると、
月2GBと5GBでは、東京はニューヨーク、ソウルに次ぐ3位でした。

月20GBだと東京は月7,022円で、2位のニューヨーク(6,975円)を上回って最高額となりました。

引用元:日本の携帯料金、本当に高い?総務省が国際比較調査

マレーシア民の私から言わせてもらうと、日本のスマホ料金は高すぎる!

マレーシアに移住してから、日本でスマホ料金をおとなしく払っていたことに後悔すら感じます。

今回はスマホの契約、購入、料金など。日本とマレーシアのスマホはどう違うのかをみていきましょう。

マレーシアには面倒な契約手続きがない 月々の料金は800〜1300円

日本でスマホを契約するとき、どんな手続きをした記憶がありますか?

身分証明書、印鑑などを用意してお店に行く。整理券をもらい順番待ちをして、難しい話を聞いてやっと契約。でも、マレーシアなら5分くらいでスマホを使えます。

また、日本にもお得なプランはありますが、ハッキリ言って

日本はスマホ料金が高すぎる!

一方でマレーシア、とても安いです。私が使っているスマホの料金は、月々30リンギ〜50リンギ(800円〜1300円)です。

日本にいる友人によく「マレーシアで新しく買ったの?」と聞かれますが、答えはNO。 日本で購入したSIMフリーのスマホを持っていき、マレーシアでSIMを購入して使っています。

▲ちなみに、私が使っているのはDigiという会社のSIM

「7GB+13:00〜19:00限定1GB無料」のプランを利用しています。料金は30リンギ(800円)です。

私が使っているスマホについて、もう少し詳しく説明しますね。

マレーシアでスマホを使うには? SIMなら5分あればOK

では、実際に私が経験した、マレーシアでスマホを使うまでの手順を説明します。

  1. 日本であらかじめSIMロックを解除する
  2. コンビニでSIMを買う 5リンギ(130円)
  3. 入れてもらう(ここでインターネットが使える)
  4. 専用アプリをインストール
  5. 好きなプランを買う

以上!

5分くらいで完了します。

ケータイショップで買う方がサポートもあるようですが、私は近場のコンビニで購入しました。(店員さんがSIM挿入と初期設定まで手伝ってくれる)

1番安いSIMを使って、もうすぐ1年半。問題なく使えています。

また、私はSIMフリーのスマホだったのでマレーシアでも使えましたが、日本のスマホはSIMロックを解除できないタイプもありますよね。そんな時は、マレーシアで買うのもアリ。

日本では見かけない安いスマホが、マレーシアにはたくさんあります!

▲599リンギ (15000〜16000円)でスマホが買えちゃう

マレーシアに住む人たちは通販で購入し、SIMを入れて使うのが主流。

安すぎて不安なので、私はまだ買ったことないです。笑

マレーシア流スマホの賢い使い方 通信料がかかる時限定でGBを購入する

SIMやWi-Fiなどいろいろな方法がある中、ストレスなくかつ、安くスマホを使う方法があります。

マレーシアでWi-Fiを使う場合、月額料金は4500円〜5000円。そこまで高くはありませんが、マレーシアのスマホ料金の2〜3倍以上はするため、高く感じてしまいます。

私の自宅にはWi-Fiがないので、映画や動画などを観るときは1時間限定でGBを買います。

▲1時間あたり1リンギ(25円)

安いですよね。

先ほど紹介した「7GB+」のプランで生活しつつ、たまに1時間限定GBを購入する。

廃人かのごとく、布団の中で1日を過ごします。

便利すぎるスマホの使い方5つ 移動 支払い 鍵 デリバリーなど多様な用途

日本でも、スマホは財布や切符の代わりになります。

ですが、マレーシアも負けてはいません。

財布、切符以外にも便利な使い方があります!

<便利なスマホの使い方1 タクシーを呼べる>

アプリで簡単にタクシーが呼べちゃう。

自宅まで迎えにきてくれます!

タクシーアプリの名前は「Grab(グラブ)」。

マレーシア、シンガポール、タイなどの東南アジアを中心に利用されているアプリです。

Grabのインストールはこちら(iPhone、Android両方OK)

<便利なスマホの使い方2 支払いを確認できる>
水道光熱費、家賃など。

専用アプリで毎月の支払いがチェックできます。

<便利なスマホの使い方3 自宅の鍵を開閉できる>
実は最新のコンドミニアムでは、スマホが鍵代わりになるんです。

スマホをかざすだけで、鍵を自動で開閉してくれます。ホテルのオートロックのような感じ。

両手塞がっていても、大丈夫!

<便利なスマホの使い方4 デリバリーフードを利用できる>
マレーシアにはデリバリーフードの種類が豊富。

どこからでも、どんな食べ物もすぐ自宅に届けてくれます。

私がよく頼んでいるのは、ちらし寿司。

20リンギ(500円)で配達までしてくれるんです。しかも、ご飯の上にのせる具材を自由に選べちゃう。日本ではあり得ない価格ですよね。

あとは、中華やマックなど。廃人になりかねないシステムです。笑

<便利なスマホの使い方5 ローミングも可能>
最後にローミングについて。

ローミングとは、世界中どこにいてもスマホが使えるサービスのことを指します。

私が利用しているDigiでは、ローミングできるプランもあります。

▲日本で3日間滞在するのに購入した「2GB+30分通話」のローミングプラン

25リンギ(650円)でした。驚くほど安いですよね。

ポケットWi-Fiを使うのも方法の1つですが、重たいですし、Digiのローミングプランと比べると高額。滞在する国、日数、ポケットWi-fiの通信速度によって料金は変わりますが、3日間の滞在で1000〜3000円ほど。

ローミングプランを使えば費用を払うだけなので、楽チン。どんどん便利な社会になっていきますね。

▲海外対応のポケットWi-fiの価格がまとまったサイト。どこの会社が安いのか知りたい方はこちらからどうぞ

日本とマレーシア スマホの違いまとめ

日本とマレーシアのスマホの違いをまとめます。

<契約について>
日本…面倒、待つ、難しい
マレーシア…肉まんと同じレベルの手軽さ

<月々のスマホ料金について>
日本…5000円〜15000円
マレーシア…800円〜1300円

<違約金、解約金について>
日本…場合によっては払う
マレーシア…そもそも契約がない

<ローミングについて>
日本…海外で使えるプランにする、ポケットWi-fiを利用する
マレーシア…ローミングプランを購入するだけでOK

などなど、マレーシアのスマホ事情はこれだけ簡単なんです!

マレーシア旅行するなら現地でSIMを買おう

今回はマレーシアに住む私から、日本とマレーシアのスマホ事情のお話しでした。

もしマレーシア旅行を考えている方がいるなら、アドバイスしたいです。日本の空港では、Wi-Fiのお店がたくさんの並んでいます。そして高い。

日本に一時帰国した時、値段の高さから店員さんに聞き直すくらい驚きました。

もしマレーシアに来る際は、マレーシアについてからSIMを買いましょう。数日の滞在なら、500〜1000円程度でSIMを購入できます。

不安ですか? そんなのもったいない。挑戦あってこその旅行です。

マレーシアに来る際はぜひルビーに連絡を。ビールでも奢りますよ!

  • ブックマーク
  • Feedly

この記事を書いた人

アバター画像

Ruby

小学生時にインターナショナルスクール、5年生で飛び級し、オーストリアの小学生へ転校&卒業。大学時代はアメリカ、シアトルに留学。社会人を経験後、ニュージーランドへワーキングホリデーへ。日本で再度就職したのち退職。2018年5月、マレーシアで再就職。巨大うさぎと2人暮らし。