こんにちは、当サイトで英語学習を担当しているNanako(@ika75ika)です!
この記事を読んでいるということは、あなたは少なからず「海外に行ってみたい、海外で働きたい!」という夢を、ぼんやりでも思い描いているのではないでしょうか。
「そうはいっても、英語って難しい」
「外国人と話すのは、なんだか怖い」
「英語を勉強しようと思っても、何をしたらいいかわからない」
「英語を書いても喋っても、失敗ばかりで恥ずかしい」
これを読んであてはまる方がいたら、ぜひとも本記事をお読みください。なにかしら、英語と仲良くなれるヒントがあるはずです。
なぜなら、上記はすべて私が思っていたことだからです。
今では英会話スクールで働き、お願いや悩みを英語で相談できるようになり、冗談を聞いて笑いあえるようになりました。
英語が大嫌いだった私 ネイティブと英語でコミュニケーションが取れるまで

私は「大の英語嫌い」でした。
学校の授業も苦手で、テストのリーディングで赤点をとるレベルでした。
なるべく使わない、観光客の外人に話しかけられても逃げていた私が、自主的に英語を勉強をはじめたのは社会人になってからのことです。きっかけは「私、英語を話したい」と会社帰りにふと思ったから。
そして、その手で英会話教室に問いあわせをしました。
「英語を習うと世界が広がる」と聞き、英語学習をはじめました。今思うと、行動の早さがよかったのだと思います。
初めてのレッスンは、それはもうさんざん。
喋れた単語は、
- Yes,No.
- This is a pen.
- I don’t Know.
そして、分からなかったら笑ってごまかし、黙ってしまうヒドイ有様。
「なぜ私は英語をはじめたんだっけ?」
そう思いつつも、最初の直感を信じて2年間、英会話スクールに通いつづけました。
そして、ギリシャへの海外旅行が決まってから出発までの3ヶ月間、集中レッスンを受け、なんとか英語を聞きとれて、自分の意見を言えるまでになりました。
ネイティブの3歳児レベルくらい。この3か月の本気の勉強が、英語力の9割です。
なので、本腰を入れれば、3か月で「ネイティブの3歳児レベルの英語力」が手に入ることは可能です。
英語を勉強する前に具体的な目標設定をしよう

英語を勉強をしよう。
「さあ、どうやって(How)勉強をしようか?」と、考えた方はストップです!
まずは「なぜ英語を喋りたいのか?」と、具体的な目標設定をすることが大切。
ここが抜け落ちると、私のように「なんで私、英語を勉強してるんだっけ」という迷子状態になります。そのため英語が続かず、自己嫌悪におちいりかねません。
まずやるべきは、次の2点です。
- なぜ(Why)英語を勉強したいか?という目的を考えること
- 英語でどんなことをしたいのか(Want)を考えること
英語の勉強が続かない。
何から手を付けていいかわからない。
こんな方には効果絶大ですので、ぜひやってみてください!
なぜ英語を勉強したいのか徹底的に考える

なぜ、英語を勉強したいのでしょう?
- 海外旅行に行きたい
- 留学をしたい
- ワーキングホリデーなどで働いてみたい
- 日本語訳が出ていない英語の本を読みたい
- 海外で事業を起こしたい
- 将来は国際結婚をしたい♡
などなど、自分の気持ちに正直に考えてみましょう。
コツは「どうせ無理、出来るわけない、大変そう」と思ったときに、シンプルに「やりたい?(Want)」で考え、Yesだったらそれを目標にすること。
それを、さらに掘り下げてください。
私の「海外旅行に行きたい」を例にしてみましょう。
- なぜ英語を勉強したいか?⇒海外旅行に行きたいから
- なぜ海外旅行に行きたいのか?⇒違う世界を見たいから、違う国の価値観に触れたいから
- なぜ違う国の価値観に触れたいのか?⇒体験を増やし、人生を変えたいから
- 違う国の価値観に触れると、人生が変わるのか?⇒そのために行くと決めているので、Yes
こうしてみると、私が英語を勉強する本当の目的は、英語を喋りたいわけではないことがわかりました。
外国の価値観に触れ、人生を変えるためだったのです。
英語で何をしたい? にやけてしまうぐらい妄想しよう

さらに「英語でなにをしたいのか?」をはっきりさせます。
ここは全力で妄想力を働かせ、「英語を使っている自分の理想のシーン」を想像してみましょう。
海外企業と英語で取引して、やりたかった事業の商談を成功させているシーンだったり。海外旅行で、英語で楽しく買い物をしていたり。
カフェの店員さんと、ペラペラ英語で会話してかっこいい自分だったり。国際結婚をしてパートナーと、素敵なリビングで楽しく英語で会話をしている自分かもしれません。
とにかく妄想をしていると、ついニヤニヤしてしまうくらいのシーンを想像してみましょう。なにかしら気分を伴いながら、つい顔にでちゃうくらい想像するのがポイントです。
私の場合は『外国の価値観に触れて、人生を変える』が、英語を勉強する本当の目的でした。
実際のところ、海外旅行というものは旅行会社のパックを使う。通訳を雇えば、英語は不要。それなのに、なぜわざわざ英語を使おうとしたのか?
私が人生を変えるために触れたい海外の価値観とは、受動的ではなく主体的な体験だから。私が妄想したニヤニヤしちゃうシーンは、一緒に海外にいった友達と、美しい景色をみて、そこで英語で感想をシェアすること。
旅行先の方と知り合い、英語でお話し友達になって楽しくお話すること。帰国後もコミュニケーションがとれるよう連絡先を交換するシーン、でした。
ちなみに、これらはすべて叶いました!
頑張るけど頑張らない! 自然に覚える英語の勉強法

突然ですが、皆さんは日本語を使えますか?
「何言っているんだ、当然じゃん!」と、思ったあなたに朗報です。
日本語を習得し使用できているという事実こそ、英語を習得できるという根拠だからです。
皆さんは、日本語を習得したときに、頑張って勉強した記憶はないと思います。おそらく、物心ついた時には喋れるようになっていたはず。
つまり、頑張らずに言語を習得したという経験がすでにあります。その成功体験を活かし、英語も同じように学習すればいいのです。
ポイントは習うより慣れろです! 以下で具体的な方法をお伝えします。
方法1 英語に慣れるため環境を英語にする

- 英語の歌を聞く
- 英語のYouTube、ドラマや映画を英語字幕で見る(自分の叶えたい目標に沿った内容、場面が含まれるものが良い)
- 携帯やパソコンの設定を英語にする
ネイティブの子供が英語を覚えるために作られているので、英語圏の子供向けの童謡やアニメ、動画もオススメです。ひたすら、慣れるために英語のインプットをします。
脳の記憶は、くり返すほど重要な情報だとし記憶しますので、重要なのは質より量です。
1ヶ月間つづけた頃に、自然に受けいれられるようになります。
▲英語圏の子供向け童話はこちらの記事で紹介しています
方法2 意識的に必要な英語の学習をする

上記に慣れてきたら、語学の学習を始めましょう。
語学で必要な要素は、喋る・読む・書くの3点です。自分に必要なものを重点的に行っていきましょう。
<喋る練習>
英語の動画、音楽を聞いて、そのままそっくり発音が出来るようになるまで何度も真似をする。
そのあと、字幕を見ながら同じように真似をする。字幕をみて、意味が分からないところは調べてノートに書き起こし、覚える。
<読む練習>
これは簡単です、本を読みましょう。絵本から始めるのがオススメです。
<書く練習>
ひたすら、書いて慣れましょう。
喋る練習と併用し、字幕をみて、発音しながらそれに合わせて英語を書いていくと効率よく学習できます。
方法3 どんどん使おう!

英語の勉強をしても、使えなかったら意味がありません。
間違いを恐れず、目的に意識をおいて、どんどん英語を使いましょう。
こんな使い方が例にあげられます。
- 英語圏大使館近くの施設に行き、英語に触れる
- 英会話スクールに行く
- ハロートーク(アプリ)等、英語で会話できるアプリを使用
- ボランティアの国際文通、メール等を利用する
私は「英語を喋ると失敗する→聞き返すのは相手に迷惑をかける→嫌われる」の思考から、恐怖を感じていました。
そのため、初めて乗った国際線でキャビンアテンダントさんに英語で機内食を聞かれたとき。聞きとれず聞き返すこともできず、苦肉の策で出た言葉が、
「No,Thanks.」
でした。
本当はおなかがペコペコだったのに。笑
恐怖で挙動不審だったこともあり、キャビンアテンダントさんも苦笑いで去っていきました。
ああ、一生懸命なんでもいいから、なにか言えばよかった!
これから英語を習得したい方へ

英語とはあくまで「自分の理想を叶えるための便利な」ツールです。
ツールとして利用するという点は日本語と同じですが、世界共通語である英語を勉強する価値はとても高いです。
そして、お伝えしたいことがひとつ。
英語を喋れても喋れなくても、あなたの存在価値は変わりません。もしも、自分の価値を上げようとして英語を勉強しようと思っているのでしたら、一旦落ち着いて「私は、英語でなにをしたいのか」を考えてみてください。
ぼんやりとでも思い描いている「海外に行ってみたい、海外で働きたい」という夢。
その夢を大切に、そしてそれを叶えるために、自分のために英語を使ってみてください。
英語は、自分の人生を楽しむための道具です。そのためになにが必要か考えてみてください。英語が使えると、世界がぐっと広がりますよ。
絶対使えるようになりますので、頑張ってください。応援しています!