こんにちは、Bellaです(@bellabella8383)
広大な自然が残るオーストラリア、世界遺産は全部で19コもあるそう。
その中でも外せないのが、シドニーから日帰りでもいける、ブルーマウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)です。
実際に行ってきた様子をレポートをしながら、これから観光する方にむけて、観光を楽しめる情報を最大限にお伝えしていきます!
世界遺産ブルーマウンテンズとは ユーカリの木に囲まれた緑豊かな山脈
ブルーマウンテンズ国立公園とは、シドニー西部にある、緑と自然を楽しめる巨大な公園のこと。
この公園以外ではなかなか見られない、ユーカリの木が広範囲にかけて自然にはえている貴重な地域で、世界遺産としても登録されています。
そのことから、シドニーだけではなく、世界的にも代表的な観光地として知られている有名なスポット。また、公園の広さも壮大で、公園面積は26万7954ヘクタールもあるとか!
また、ブルーマウンテンズには見所がたくさんあり、
- 3つの岩が連なるスリーシスターズ
- 断崖絶壁から眺める絶景ポイントリンカーンズロック
- 高さ270m上空から見渡すスカイウェイ
- 世界一の急勾配のレイルウェイ
などがあります。
ちなみにブルーマウンテンズの由来は「ユーカリの木から揮発するオイル」なんです。
ユーカリの木から揮発されるオイルが太陽光に反射し、青く霞んで見えることからその名が付けられた
引用元:Wikipedia ブルーマウンテンズ国立公園より
実際に行ってみると、納得できますよ。
山全体が、濃く青に近いグリーンカラー。ユーカリの木が名前の由来なんて、オーストラリアらしいですよね。
ブルーマウンテンズへの交通手段 電車なら日曜、観光スポットを複数まわるなら車を
ブルーマウンテンズのアクセス方法は、2つあります。
方法1 電車で行く
シドニー市内よりカトゥーンバ駅まで約2時間程度
方法2 車で行く
シドニー市内より2時間程度
電車で行くのも、車で行くのも体感的には大きな違いはありません。
電車で行く場合は、絶対に日曜日がお得です!
シドニーでは、出かける人が多い「日曜日限定」で交通機関の料金を低く設定するとり組みをしています。どれだけ乗っても2.8ドル(200円程度)で移動できる、特別なタイミングなんです。
ただ、ブルーマウンテンズ内の見所を複数まわりたいなら、車があると便利です。メインスポット「スリーシスターズ」をはじめ、いくつかあわせて観光したい場合、車があったほうが確実にいい。
車がない場合は、ツアーを予約するのも方法のひとつです。
私は今回、友人と2人で2泊3日の小旅行がてら、車でブルーマウンテンズへ。
事前にAirbnbで「Mount Victoria」という地域にあるホテルを予約して、むかいました。
Airbnb(エア・ビーエヌビー)とは、日本をふくめた世界各地の民泊を予約できるサイトのこと。その他、ツアー体験の予約もできます
▲ホテルの部屋の様子。自然に囲まれていて別荘のようなお部屋でした。
ここからはブルーマウンテンズにきたら、絶対に訪れたいオススメスポットを5ヶ所ご紹介します。
<ブルーマウンテンズの情報>
名称 ブルーマウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)
住所 New South Wales, オーストラリア
公式サイト https://www.nationalparks.nsw.gov.au/visit-a-park/parks/blue-mountains-national-park
ブルーマウンテンズに来たら絶対に訪れたいオススメスポット5ヶ所
1. 3つの美しい姉妹スリーシスターズ(Three Sisters)
奥に3つ並んでいる山があるのわかりますか?
これが、スリーシスターズです。
ユニークな名前の通り、3つの山がキレイに並んでいます。ブルーマウンテンズ見所のひとつで、ツアーでも必ず訪れるスポットです。
実はここ、はじめは朝に訪れたのですが、くもり空で真っ白。何にも見えなかったのです……。もはや、ゼロシスターズ。涙
▲天気によってこんなに変わる! 同じ場所なのに何にも見えないスリーシスターズ
ツアーで来ていた日本人団体の方々も、とても残念そうでした。
私は車できていたので、午後に再度訪れたところ、はじめの写真のような綺麗なスリーシスターズがみえた、というわけ。
山の天気は変わりやすいので、天気が悪くても諦めないことが大切ですね!
2. ギネス記録認定のアトラクションが楽しめるシーニックワールド(Scenic World)
次にオススメしたいのが、シーニックワールド(Scenic World)です。
奥には、スリーシスターズがみえます!
シーニックワールドとは、個性豊かな3つのアトラクションに乗り込み、それぞれの角度からブルーマウンテンズを楽しむことができる、子供も大興奮間違いなしのスポット。
入場料は少し高めで、40ドルほど。こちらは乗り放題の値段です。
楽しめるアトラクションはこちら。
①シーニック・レイルウェイ(Scenic Railway)
世界でもっとも急な傾斜がある、レイルウェイ。
その傾斜角度は、イスから滑り落ちてしまうのではないかと思うほど。
走ると同時に、インディジョーンズのテーマソングが流れるので、私たちのテンションはさらに上がります。笑
乗客からも歓声なのか、悲鳴なのかわからないですが大盛りあがりでした。なんとこのアトラクション、ギネス記録にも認定されているそう!
②シーニック・ケーブルウェイ(Scenic Cableway)
オーストラリア最大規模の、ケーブルウェイ。
545mの長い道のりをゆっくり進みながら、ユニークな岩を楽しむことができます。こちらは南半球でもっとも急な空中ケーブルカーだとか。
③シーニック・スカイウェイ(Scenic Skyway)
南半球最大の空中ケーブルカー。上空270メートルに吊るされて、すべるように進みます。
一度に84人も乗車可能だとか。足元もガラス張りになっているので、まさに空を飛んでいるみたいです。
また、アトラクションだけでなく、ウォーキングのコースシーニック・ウォークウェイ(Scenic Walkway)もあります。
シーニックワールドの地図をみていただきたいのですが、かなり広い範囲で山々を感じられるようになっています。
▲シーニック・ウォークウェイは、右下のグリーンです。絶景をみながら歩くのは、本当に気持ちよかった!
シーニック・ワールドには、日本語のパンフレットが用意されているので安心。
また、狙い目の時間帯は15時ごろ。17時ごろ閉園になるので、比較的空いているのでアトラクションに乗るのもスムーズです。
▲シーニック・ワールドの公式HPはこちら
3. インスタ映え間違いなし!Lincoln’s Rock(リンカーンズロック)
インスタでもよくみかけていて、私も絶対に行きたいと思っていたのが、リンカーンズ・ロック。
写真でもわかる通り、岩の絶壁から恐ろしいほど美しい広大な自然を、全身で感じられます。
登るのが大変なように見えますが、車で現地まで行けるのでアクセスは簡単でした。スリーシスターズからだと、車で30分ほどで到着します。
さえぎるものが何もなく、風がとっても強かったので物が飛ばされないように注意してください。
4. ハイキングを楽しめるLeura Cascades Picnic Area(ルーラカスケードピクニックエリア)
ルーラカスケードピクニックエリアも、超絶景がみれるスポット。見渡すかぎり「山」です。
立っているのが怖くなってしまうほど!
この絶景ポイントに辿りつくまでに、スタート地点から40分ほど歩いたと思います。汗だくでやっとみられた景色でした。
少しくだると、滝や水辺もあり気持ちよかったです。ピクニックもでき、トイレも完備されていて、移動式のコーヒー屋さんもきていました。
たくさんのハイキングコースが用意されているので、自分にあったコースに挑戦してみるのもいいかもしれません!
▲ルーラカスケードピクニックエリアの公式HPはこちら
5. ブルーマウンテンズと一緒に観光したい町 カトゥーンバ(Katoomba)
「ブルーマウンテンズの玄関口」とも言われている、カトゥーンバ。
複数のお店があつまり、商店街のようになっています。
私が行ったのは「Pomegranate」というカフェ。
サーモンとポーチドエッグと、クリーム色の濃厚なソースの相性抜群で美味しかった!
カフェ以外にも、ヴィンテージ品のお店やお洒落なリサイクルショップが数多くあったのが印象的でした。
大きいスーパーマーケットや、お酒屋さんもあったのでホテルでゆっくり食事を楽しむこともできますよ!
<Pomegranateの情報>
店名 Pomegranate
住所 49 Katoomba St, Katoomba NSW 2780 オーストラリア
営業時間 7:30〜16:00
定休日 月曜・火曜
公式HP https://m.facebook.com/Pomegranatekatoomba/
期待以上に楽しめるブルーマウンテンズ
▲ブルーマウンテンズの動画はこちら
実際に行くまでは、正直あまり期待していませんでした。
でも、いざ自分の目で確かめてみると、青々とした山々にすっかり魅了されてしまいました。
電車で日帰りで帰るのは、絶対にもったいない。想像以上に広く、観光スポットがたくさんありますよ。
シドニー市内から2時間程度でいける、ブルーマウンテンズ。「さすが世界遺産だな」と感じました。
みなさんにも、この体験をぜひ味わってほしいです!
▲ブルー・マウンテンズにいくなら、ガイドブックをお忘れなく!