こんにちは、Bella(@bellabella8383)です。
ワーホリ生活、7ヶ月目に入りました。
メルボルンから始まったワーホリでしたが、オーペア(住み込みベビーシッター)として働くため、現在シドニーで生活しています。
実はこの仕事、よい条件を提示てくれるご家族は競争率が高いので、探し方にコツがあります。また、契約前に確認しておくべきことも。
そこで今回は、オーペアのお仕事を検討されている方に向けて、オーペアの探し方・決め方をお伝えします。
また、なぜ私がオーペアをしたかったのか、オーペアのメリット・デメリットもあわせて赤裸々にを紹介したいと思います!
▲オーペアの仕事風景はこちらの記事からご覧ください
ワーホリ中の仕事をオーペアに決めた3つの理由
ワーホリ中にどうしても経験したかったオーペア。
その理由は、全部で3つあります。
1.語学学校を卒業後も英語環境で生活したい
オーストラリアにいる期間中はできるだけ英語環境にいるべきだと思っていました。
学校にいる時間の9時〜15時までは英語環境。ですが、語学学校を卒業すると、英語環境にいられる時間がグッと減ってしまいます。
もし学校以外で英語環境を作りたいのであれば、
- 日本人がいない家に住む
- 英語が必要な場所(ローカル)で働く
で考えるのが一般的。
この両方の条件を満たしたのが「オーペア」なのです。
私のオーペアファミリーはお父さんがイギリス人、お母さんはロシア人、息子の男の子は3歳にして英語とロシア語の2か国語がペラペラです。
英語がペラペラになりたいなら、私も積極的に英語を使う必要があります。
2.子供と関わる仕事がしたい
働くならどうしても子供と関わる仕事がしたかった私。
理由は、単純に子供が好きだから。レストランやカフェで働くより、子供のお世話をして海外の子供にふれる方が、圧倒的に貴重な時間を過ごせる気がしました。
もちろんこの背景には、「海外の文化を学びたい」という理由も含みます。日本の子供と海外の子供は、遊び方や習慣もちがうと思うので。
また、教員免許を持っているので子供と関わる経験は今後に役に立つと思っています。
むしろオーペアを応募要項にも「教員免許の有無」が問われることがあったので、子供と関わる仕事は私にとっても有利でした。
3.ワーホリ後のことを考えて貯金を減らしたくない
以前の記事で200万円貯金したことをお伝えしました。
100万円ほどは事前の準備に使ってしまいましたが、残り100万円。使い道は無限大です。
オーストラリアで生活して行く中で、「もっといろんな国に行ってみたい」という気持ちが生まれました。そのため、オーストラリアではなるべく貯金に崩さず生活することを目標としています。
ありがたいことにオーペアの場合、生活費は0円。家でご飯を食べるのであれば0円生活だってできちゃいます。
しかも私の家庭の場合、お給料が貰えます。なので、貯金を減らさずに生活できるのです。
金額は週に350ドル(26220円)ほど。勤務時間が大幅にオーバーした際は400ドル(30000円)貰えたこともありました。
計算すると1ヶ月で10万円ほど稼ぐことができています。
複数あるオーペアの探し方 私は日本語掲示板から申し込んだ
では、どのようにオーペア先を見つけるのでしょうか?
具体的な方法を紹介します。
方法1 オーペアエージェントに紹介してもらう
→紹介料などの手数料が発生するので注意してくだい
方法2 日本語の掲示板をチェック
→「オーペア シドニー」と検索すると掲示板にヒットします。ですが、投稿数はやや少なめです。
方法3 オーペア専用サイトに登録
→オーストラリアだけでなく世界中のオーペア募集を見ることが可能です。ただし、英語のサイトです。
方法4 Facebookのオーペアグループに入る
→「Sydney AuPairs」とFacebook内で検索すると、いくつかのグループにヒットします。こちらも英語です。
このように、オーペア先を見つける方法はたくさんあります。
私は暇さえあれば日本語のサイトをチェックし、条件がいいなと思った家族にはすぐに応募していました。
なぜならば投稿数が少ない分、競争が激しいから!
実際に私の家族にも5名ほど応募があったそう。狭き門を勝ちぬいて本当によかった。涙
それに比べ、エージェントは決まるまでがスムーズ。私の友人は日本からオーペアエージェントに登録をしていたようで、スカイプで面接をしたとか。
ここからは、私がオーペアを見つけるまでの流れを紹介したいと思います。
8月21日 日本語掲示板にアクセス、管理者に連絡、電話で面接
8月23日 管理者と実際に会い子供と触れ合う職場体験
8月25日 オーペアの家族と電話面接
8月30日 オーペアの家族の住んでいるシドニーに向かい面接
9月06日 合格の連絡をもらう
9月15日 オーペアスタート
「管理者」とは、オーペアファミリーの日本人女性の友人です。
この日本人女性によると、オーペアファミリーがどうしても日本人を雇いたかったとか。「元気のいい日本人を見つけてほしい」と依頼があったそう。
オーペアが決まるまでの流れは、家族によってさまざま。私のオーペアファミリーは、慎重に探していました。
当時私はメルボルンに住んでいたので、直接家族と面接ができない状態でした。そんな中、わざわざ飛行機のチケットをとっていただき「2泊3日一緒に過ごす」という面接をしました。
何度もメールでやりとりをし、電話をし、実際にシドニーに足を運びやっと決まったオーペア。
大切な子供を預ける訳ですから、慎重になるのもわかります。
オーペア先を決めるポイント3つ 契約時間や内容の確認 見学は必須
1.仕事の契約時間を明確にしておく
住み込みでオーペアをする場合、スケジュール管理は大切です。
あくまで「仕事」であり、ボランティアではありません。特に生活に慣れると、要求されることが増えてきます。
開始時刻、終了時刻、休憩時刻は必ず決め、仕事とプライベートの境界線は明確にしておきましょう。
2.事前にオーペアファミリーの家を見学しよう
先ほどもお話しした通り、私はメルボルンからシドニーまで移動し、2泊3日の面接に行きました。
これ、本当に正解でした。
毎日生活することになる家がどのような状態なのかは、事前に知っておくべきです。そのほか、スーパーや交通機関についてもチェックしておくといいでしょう。
坂道が多いシドニー、ベビーカーを押すのが重くて大変という話も聞きます。家の周りの環境は、実際に行ってみないと分からないことです。
3.長期休みについて確認しておく
オーペアとして働く上で、1番大変なのが自分の休日を作ること。
この仕事、必ず家族の予定にあわせる必要があります。なので、自分の休日がほしいなら、前もって希望を伝えないと休みはとりにくいのです。
せっかくのオーストラリア生活。旅行したくなるだろうと考え、事前に「長期旅行に行きたい」という要望を伝えておきました。
長期休みがもらえるのかどうか、また年末年始の過ごし方も話しあっておくとよいでしょう。
オーペアのメリットとデメリット ワーホリ中におすすめしたい仕事です
日本では馴染みがないオーペア。
しかし、オーストラリアではオーペアの需要はかなり大きいようです。その理由のひとつが、幼稚園が高額だからだとも言われています。
そのほか、オーペアを募集する背景は家庭によってさまざま。
裕福な家庭でお手伝いさん代わりに募集する人もいれば、両親ともに仕事が忙しいから。または離婚している家庭、そのほかにも問題を抱えた家族が募集している場合もあります。
このように家族間に踏みこむオーペア。
実際に経験をしてみて、どんなメリットとデメリットがあるのかを紹介します。
メリット1 英語の勉強ができる
英語環境の家族に入れば、間違いなく英語の勉強ができます。
オーペアファミリーをとり巻くすべての物事が英語環境です(友人、病院、買い物など)
また、英語と共に文化も学ぶことができます。
メリット2 家賃、食費、光熱費などを含む全ての生活費が無料
生活費がかからないので、金銭面の心配がありません。
しかもオウンルーム(ひとり部屋)です。シドニーでオウンルームの場合、1週間で200ドル(15000円)はかかるかも……。
そう考えると、キレイな部屋で何不自由なく生活させてもらっているだけ、ありがたいです。
メリット3 6ヶ月以上勤務が可能
実はこれが1番のメリットかもしれません。
実はオーストラリアのワーホリビザ、同じ職場での6ヶ月以上の勤務ができません。せっかく見つけた日本食レストランでも、6ヶ月後には辞める必要があるのです。
しかし、オーペアは個人で契約しているため、その心配がありません。
メリット4 お小遣い程度のお給料が貰える
オーペアファミリーによっては、お給料を支払いがあるご家庭もあります。
勤務時間が短い場合、お給料なしの家庭も。その代わり、自由に自分の時間を使えるのでアルバイトをしている人もいます。
メリット5 可愛い子供に毎日癒される
子供好きにはたまりません。
子育ての勉強だってできちゃいます。花嫁修行みたいです。笑
懐いてくれると本当に嬉しい!
メリット6 オーペアの経験が他の国でも生かせる
オーストラリア以外でも、オーペアの経験は生かすことができます。
実際にフランスでオーペアをしていた友人にも出会いました。なんとその家庭は合計で13人ものオーペアを雇ったとか?!
この経験が活かせる場所はたくさんありそうです。
オーペアのデメリット プライベートが少なく仲間が作りにくい
デメリット1 仕事とプライベートの境目が曖昧
とにかく難しいのがこの問題です。
勤務時間後の夕食あとに食器を片付けたり、子供が部屋のドアを叩いて入ってくることは日常茶飯事。
お風呂上がりにスッポンポンを披露するのが彼のお気に入りなので仕方ないですが。笑 あまり細かいことは気にせず、「住まわせてもらっている」と思い流します。
一緒に住んでいる以上、文句を言って関係が悪くなったり気まずくなるのも避けたいですよね。
デメリット2 自分のスケジュールを共有する必要がある
家族の存在があっての私の仕事です。
できるだけ協力できるような体制にしています。そのため、外出する予定がないか事前に聞いておきます。
基本的には平日19時以降はフリーですが、ある程度の自分のスケジュールは伝えておくようにしています。
というように、スケジュールを共有しあうため、プライベートは少ない。また、コミュニケーションを常にとる必要があります。
デメリット3 仕事仲間がいないため友人作りが困難
オーペアの仕事では「仕事仲間」という存在ができません。
そのため、友人を作るきっかけがほとんどゼロ。
メルボルンの語学学校に通っていた時に出会った友人はいますが、シドニーとは距離があるので、気軽に会いにくいのが現状。
友人も知り合いもいない町では、新しい交友関係を広げるのに苦労します。さみしがり屋ならツライかも。
ですが、すべては自分次第。行動すれば世界は広げられます。
住む場所が確保される安心感 ワーホリ中には外せないメリット
オーペアにはデメリットはあるものの、それ以上にメリットはあります。
オーペア生活をして3ヶ月経ちますが、子供の世話、家事、家族のサポートといった貴重な経験ができる環境に感謝しています。
私は2020年5月でビザの期限が切れます。
それまではオーペアの仕事を続ける予定で考えています。住むところが確保されている安心感。オーペア最高です!
あとはシドニーで交友関係を広げ、オーストラリアを満喫するのみ。さっそくオーストラリア旅行もしてきたので、別の記事でレポートしたいと思います。
魅力いっぱいなオーペア、ぜひ1度は経験してみてはいかがでしょうか?
▲オーペアの仕事風景はこちらの記事からご覧ください